こんにちは
ユナイテッドプロダクションズでバラエティ番組のAPをしている者です。
みなさんは、四季の中でどの季節が一番お好きですか?
私は、もうすぐそこまで来ている秋が好きです。
秋といえば芸術の秋ですね。私は美術館へ行ったり、アート作品を観るのが好きです。
そこで、今回は今まで観た中で印象に残っているモノを3つご紹介します!
①レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル @森美術館
②オラファー・エリアソン ときに川は橋となる @東京都現代美術館
③tower (THEATER) @ロームシアター京都
①レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアルは、
金沢21世紀美術館にある《スイミング・プール》の作家さんの個展です。
《スイミング・プール》とは、透明のガラスの上に約10センチの水が張られているだけで、
ガラスの下は水色の空間。プールの上からは水の中に人がいるように見え、
プールの内面からは、今までに見たことない地上を見ることができる作品です!
レアンドロ・エルリッヒ展では、エルリッヒの作品の中で特に人気がある
「建物」シリーズが、展示されていました!
鏡の効果を利用していて、床(建物の壁面)に寝転がるとその姿が鏡に映し出され、
人が建物の壁面にぶら下がっているように見えます。
エルリッヒの作品は、鑑賞者自らが作品の一部となり、
鑑賞を楽しむことができるので大好きです!
②オラファー・エリアソン ときに川は橋となるは、
エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に構成されました。
タイトルの<ときに川は橋となる>とは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、
確かに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味しています。
展覧会では、暗闇の中に虹が現れる初期の代表作《ビューティー》(1993)をはじめとする
体験型作品やインスタレーションを展示しました。
ビューティーの他にも、あなたに今起きていること、起きたこと、これから起きること
という作品があるのですが、誰かがライトの前を横切ると、重なり合う複数の影が壁にうつります。
エリアソンは「あなたが動いている時にだけ物事が見える」と言います。
エリアソンの作品はとにかく美しい作品ばかりで、それを観るだけでも楽しいです!
ただ、美しいだけではなく、形のない光や影、水や霧を、アート作品で表現し、
私たちの意識を環境問題へと誘います。
③tower (THEATER)は、
KYOTO EXPERIMENTという毎年秋に開催されている国際芸術祭があるのですが、
その2017年に、金氏徹平自身の映像作品「Tower」、彫刻作品「White Discharge」を
ライブアートとしての舞台表現に進化させたものです。
舞台上に構造物「タワー」を立ち上げながら、
多彩な領域のクリエイターたちによる制作と行為が繰り広げられます。
個人的には、六本木アートナイト2018で上演されたtower (THEATER)より、
KYOTO EXPERIMENT 2017で上演されたtower (THEATER)の方が好きでした!
同じ作品ですが、その日その時だけのパフォーマンスになので、何回観ても面白いです。
こんな話をしていたら、美術館に行きたくなってきました。
KAWS TOKYO FIRSTが10月11日(月)までなので、行きたいと思っております。
みなさんも、たまには息抜きをしに美術館へ足をのばしてみてください!